SBI経済圏のススメ〜SBI証券や銀行口座、クレジットカードについての解説〜

投資

2024年1月から新NISAが始まりましたね。
この機会に投資を始めようという方も増えているようです。
投資について勉強していく中でSBI経済圏という単語が出ることがあります。
聞いたことない、よく知らないという方も多いと思いますので、
本記事では、SBI経済圏とは何かから、始め方、効率的なポイントの貯め方・使い方を解説していきます。
SBIをこれから利用することを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

SBI経済圏とは?

SBI経済圏を簡単に表すと、三井住友グループとSBIグループのサービスを利用してポイントをお得に利用するシステムのことです。
その他の経済圏と比べクレジットを利用した投資でポイントがたまりやすいのが特徴です。

主なサービスとして、
・SBI証券
・三井住友カード
・三井住友銀行(Olive)
・SBI新生銀行、住信SBIネット銀行
があります。

SBI経済圏では主にVポイントがたまります。
Vポイントは1ポイント1円として買い物、クレジットカードの利用金額に充当することができます。
また、2024年4月22日からTポイントと統合されることが決定しており、今後さらに利用しやすくなると予想されます。

SBI経済圏の始め方は?

SBI証券の口座開設

まずはSBI証券の口座開設をしましょう。
開設するだけであれば無料で行えます。
すぐに投資を行う必要はありませんし、開設するまでに時間がかかることもあるため早めの開設をお勧めします。

SBI証券の口座開設やクレジットカードの作成はポイントサイトを利用することでお得に開設できるので、まだ持っていない方は公式サイトからではなくポイントサイトを経由することを検討してみてください。

銀行口座の開設

SBI証券と提携している銀行口座を利用することで楽に投資ができる他、ATMの利用手数料が無料になる等のサービスもありますので、証券口座と一緒に作成することをおすすめします。

提携している銀行口座は、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の2つあります。

この2つの銀行口座の違いについては別に解説いたします。
どちらも便利なサービスがあるため興味がある方は検討してみてください。

クレジットカードの作成

SBI経済圏の特徴としてクレカ積立の還元率が高い点が挙げられます。
そのためまずSBI経済圏を始める上で欠かせないのがクレジットカード作成です。

カード種類は以下の通りです。

クレカ積立時の還元率支払い時の還元率年会費ポイントサービス
三井住友カード0.5%0.5%なしなし
三井住友カード ゴールドNL1%0.5%5,500円
(年間100万利用で
以降永年無料)
年間100万利用で10,000P
三井住友カード プラチナプリファード5%1%33,000円年間100万利用ごとに10,000P
(上限40,000P)

ゴールドNL

年会費が5,500円かかる点が気になる方もいらっしゃると思いますが、年間100万円クレジットカード利用をすることで次年度から年会費が無料になり、さらに毎年100万利用時に10,000ポイントが付与されます。

年間100万円利用と聞くと難易度が高いように感じる方もいらっしゃると思いますが、光熱費や食費、家賃の支払いについても対象になるため、無理なく支払うことが可能です。
注意点として、クレカ積立で投資した金額は対象になりません。

今のクレジット支払額が年間100万を超えている方はぜひ検討してみてください。

プラチナプリファード

こちらはゴールドNLよりも年会費がかかる分還元率が高いカードです。
ゴールドNLとどちらにすべきかは年間のカード利用額で考えてもらうことをお勧めします。
例えば年間カード利用料金200万円、月3万円投資を行う方であれば、カード利用によるポイントが20,000ポイント、積立によるポイントが18,000ポイント、100万以上利用でつくポイントがポイントが20,000ポイントで年会費差しひいて25,000ポイントプラスになります。


同じ条件でゴールドNLだった場合、カード利用によるポイントが10,000ポイント、積立によるポイントが3600ポイント、100万以上利用でつくポイントが10,000ポイントで年会費が0円(2年目想定)としても23,600ポイントなのでプラチナプリファードの方がお得になります。

年間3万投資、200万円カード利用した場合のゴールドNLとプラチナプリファード比較

カード利用による
ポイント
積立による
ポイント
100万利用特典年会費獲得ポイント
ゴールドNL10,000(0.5%)3,600(1%)10,0000円
(2年目想定)
23,600
プラチナプリファード20,000(1%)18,000(5%)20,00033,000円25,000

今後クレカ積立の上限が5万円から10万円にすることが検討されているそうなので、プラチナプリファードの利点が活かしやすい状況になってくると考えられます。
積立額が多い方やクレジットカードの年間利用額が200万円を超える方は検討してみてください。

まとめ

SBI経済圏は基本的に投資をしながら効率的にポイントを稼ぐことができる点で優秀です。
新NISAで投資をする際には効率良く資産形成行うことができます。
これから新NISAで資産形成をしようとされている方はぜひ検討してみてください。

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